インターン生ブログin IDCJ ⑬ マレーシアの大学(APU編:授業スタイル)④
2017年8月18日
21世紀に入り、女性の社会進出が世界的に認められてきていますが、今朝通勤中に女性の電車車掌がアナウンスをしているのを聞いて改めてそれを実感しました。本来男性のイメージが強い車掌さんですがこれからもっと女性車掌が増えるのでしょうかね、と思いながら電車に揺られた田島です。
さて、今日も前回に続きAPUについてお話ししたいと思います。
皆さんがマレーシアの大学で気になることといえば何といっても授業ですよね?
日本の大学と違ってマレーシアの大学はどうなのか、今日はそんな話をお伝えします。
APUでは一つの授業科目が二種類に分かれており、それがLectureとTutorialです。
Lectureは簡単に言ってしまえば全体講義で、そのクラスを取っているすべての学部(ビジネスとエンジニア等が一緒に授業を受けることはほぼありませんが)が一つの部屋で授業を受けます。日本の大学でよくみられる講義のようなものです。大体生徒50~100に対し先生が一人つきます。
一方Tutorialでは、その学科の生徒のみで授業を受けるというスタイルをとります。すなわち少人数クラスということになりますね。詳しく言うと、ビジネス学部のinternational business科のみが一つの部屋で授業を受けるという形です。一人の先生に対し5~30人程度の生徒が授業を受けます。
実はもう一つ、マレーシアの大学に入学した全留学生が受けなければならないMPU (Mata Pelajaran Umum)というマレーシアについての授業と、BMK (Bahasa Melayu Komunikasi)というマレー語の初歩授業がありますが、これは大講堂で200人近い生徒が一緒に授業を受けます。様々な国の生徒が一つの場所に集まる姿は圧巻です。